ブログ
Blog
ブログ
Blog
当院では、問診や視診、ダーモスコープなどの検査を行いほくろの診断を行います。必要に応じて病理組織学的な検査を行う場合もあります(保険診療)。
通常、顔の5ミリ以下の良性のほくろは、最新式スキャナー付炭酸ガスレーザー「コア」で治療を行います(自費治療)。
コアは通常の炭酸ガスレーザーと違い、最新式スキャナー(コンピューター)で制御された機器です。この機器の特徴は、非常に厳密な正確さで、均一な深さで皮膚を蒸散することができることです。ナスに照射すると、下記のように ↓とてもシャープで均一な蒸散面が得られます。つまり、ほくろの細胞をミクロの単位で繊細に削りながら除去する治療で、非常に正確に治療できます。さらに、削り取った蒸散層の周囲にはわずかな熱作用がおよぶことによる止血作用もあり、術中や術後の出血も極めて少ないです。この周囲への熱損傷は限定的であるため、術後の創傷治癒が早い点も利点です。
ほくろの治療の際は、局所麻酔の注射を行います。麻酔薬のアレルギーがある方は、事前にお知らせください。
ほくろレーザー治療は1個につき数分で終わります。治療後は軟膏と肌色のテープを貼ります(下記参照)。
以降は毎日、ご自身で治療部位をよく洗って、軟膏を塗り、肌色のテープを貼る処置を1~2週間程度行っていただきます(テープを貼る期間はホクロの深さや個人差があります)。治療後は1ヶ月間程度は赤みがあり、6ヵ月間程度は一時的に茶色い色素沈着になります。その後白っぽい丸い瘢痕組織として徐々に目立たなくなります。