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健やかなお肌は潤いがあり、皮膚のバリア機能が高いお肌です。
一方、お肌が乾燥すると、かゆみの原因になったり、色々な刺激に対して敏感になり湿疹など皮膚の炎症を引き起こしやすくなります。乾燥肌のスキンケアを行うことは、皮膚の健康を保つうえでとても大切です。
身体の乾燥が気になる方は、入浴の際はややぬるめのお湯で長風呂にならないように。身体を洗う際はナイロン製のタオルやブラシでゴシゴシ洗うと皮膚の負担になるので、石鹸を泡立てて、手で優しく洗います。シャワーもややぬるめの温度設定が良いです。
入浴後はタオルでやさしく水分をふき取り、すぐに保湿剤を塗ります。塗り忘れないために脱衣所に保湿剤を置いておくと塗り忘れ防止になります。皮膚科で処方される保湿剤や市販のものではセラミドを含む製品がおすすめです。
また忘れがちですが、室内の加湿も大切です。
こまめな手洗いや、手指の消毒をする機会が増え、手の乾燥や手荒れでお悩みの方も非常に多いです。私自身も白色ワセリンや保湿剤をいくつか用意し、バッグの中、白衣のポケット、洗面台、リビング、寝室などに置いておき、気が付いたときにこまめに使用しています。こまめに保湿をすることで、手荒れの悪化やかゆみを防ぐ効果があります。
顔のくちびるの乾燥には、私は数年来ナビジョンDRモイストリップクリームを使用しています。香料や色もなく使用感はワセリンに近いですが、保湿効果が長く持続し、ツヤがでてなめらかになります。SPF15・PA++なので紫外線防御できるのもよい点です。唇と周囲の皮膚にくるくると優しくマッサージするように広げるとより効果的です。