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にきびをつぶしたらシミになる?|キャナルシティ博多の皮膚科・美容皮膚科・ニキビ治療 - なかぞのスキンクリニック博多

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にきびをつぶしたらシミになる?

患者様から「にきびをつぶしたらシミになる」と何度か耳にしたことがあります。

これってウソ?ホント?どちらだと思われますか?正解はある意味ホントですし、ある意味ウソです。説明しますね。

にきびはいくつかの段階があります。まず、毛穴の周りの角質が厚くなり、穴の中の隙間に古い皮脂や角質が充満します。簡単にいうと毛穴がつまった状態です。これが、にきびの始まりです。この毛穴のつまりが、適切なスキンケアや治療で改善されれば、ほとんどの場合、にきびはきれいに治ります(一部例外もあります)。 しかし、この毛穴のつまりがしばらく続いてしまうと、次第に毛穴の中でアクネ菌が増殖し、やがては、炎症反応をきたし、赤いにきびや膿を持ったにきびへと進行します。赤くなったにきびが落ち着くとシミや赤味、凹みの目立つにきび跡(俗にいうアバタ・クレーター)や盛り上がりのあるにきび跡(ケロイド)になることがあります。

何が言いたいかといいますと、「赤いにきびはつぶしてもつぶさなくても一旦はシミになる運命」なのです。皮膚に何らかの原因で炎症がおこると(何らかの原因とは、やけど、湿疹、擦り傷、にきび・・・など)、炎症がおさまったあと、一時的にシミになります。これを炎症後色素沈着といいます。この炎症後色素沈着は通常自然に目立たなくなっていきます。顔の場合で6か月ほどで自然に消えていく場合が多いです。

ところが同じ部分ににきびができては治る…を繰り返した場合は炎症後色素沈着も頑固になり、(医学的にはメラニン色素が表皮下に滴落している状態と考えられます)なかなか薄くならない場合もあります。炎症後色素沈着を薄くする治療には、自費治療になりますが、飲み薬や美白剤の塗り薬(ハイドロキノン)イオン導入レーザートーニングなどがあります。また、にきび跡がのこらないようにできるだけキレイに治すためには、にきびの初期段階である毛穴のつまりを取り除くことが大切です。これは塗り薬やケミカルピーリングなどの治療が効果的です。

では、「にきびはつぶすのが良いのか?悪いのか?」

膿をもったにきびは、膿を物理的に出した方が、炎症がおさまるのが早いです。しかし、自分でつぶすとかえって感染を悪化させることもあるので、やはり、皮膚科や美容皮膚科で滅菌した清潔な器具を使って膿を出してもらった方が良いと思います。

「にきびだけで病院にかかりにくい・・・」なんてことは気にせずに堂々と受診されて大丈夫です。保険診療で処方できるにきび薬は近年めざましく進歩し、正しく治療を行えばかなりきれいになります。にきびは皮膚科で治療する時代です。

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